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タロットカード 小アルカナ『ワンドの4/FOUR of WANDS』の解説です。
ウエイト版タロットカードをお持ちの方は、ご自身のカードを見ながら解説をお読みいただく事をオススメします。
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ワンドの4 に描かれている内容
花飾りを付けた四本のワンドが門のように立っています。
門の向こうには、花束を掲げ手招きしているような二人の女性とくつろいでいる人々がいます。
その後ろには大きなお城とお城へ続くアーチ(橋)があります。
寓意・象徴(シンボル)の意味と解釈

左が元のカード、右の番号が下記のシンボルです。
1. 花飾りを付けた四本のワンド
花飾りには喜びや幸福などの意味があります。
さらに、この花飾りには果実なども実っているので、生産性なども示唆します。
四本のワンドは門に見立てられており境界線となっています。
四本の棒(ワンド)と天蓋のような花飾りは、ユダヤ教の結婚式で使われる『フッパー』をイメージさせます。
パッと見で『ウエディングアーチ』をイメージする人も多いと思いますので、ストレートに『結婚』を暗示すると考えるのもアリかと思います。
2. 花束を掲げる二人の女性
白い服の上から青の一枚布と赤の一枚布を羽織った一組の人物が描かれているので、男女と思いがちですが、タロット公式テキストブックでウエイト先生(アーサー・E・ウエイト)は”二人の女性”と説明しています。
ただ、衣服の色や肩を出している右側の人物を見ると男性性と女性性を示唆しているとも考えられます。(肩を出す着方は古代ギリシアの男性の基本的な服装だったようです。)
ですので、ここでは二重性や二項対立も含めた上で、もう少し広い解釈の『単純な組み合わせ』と考える方がよいかもしれません。(例えば、女性同士、友達同士、学生同士などです)
後述しますが、二人のこの姿は、門の中へと歓迎している姿として捉えることが一般的ですが、場合によっては門から出ていく人に手を振っていると考えることもあります。
3. お城とお城へ続くアーチ(橋)
お城は目指すべきゴールとも取れますし、築き上げた実績、家庭や仕事場などの自分のホームグラウンドとも捉えることができます。また、避難場所などの意味もあります。
お城へ続くアーチ(橋)は、カップ(聖杯)の5のカードにも描かれています。

アーチ(橋)は、そのまま『かけ橋』や『続く』の意味があり、カードが暗示する内容は良い事であれ悪いことであれ、それは『お城が暗示するもの』に続いていることを意味しています。
(ワンドの4は総じてポジティブな意味合いです)
先ほどの人物同様、このお城へ向かうと捉えるか、お城から出てきたと捉えるかでリーディングは変わってきます。
ワンドの4 の考察
ワンド(棍棒)のスート、4(数字)と関連付けられている事象
| ワンドのキーワード | エネルギー、活力、成長、創造、情熱、など |
|---|---|
| 四大元素・精霊 | 火・サラマンダー |
| 4 | 構造、安定、物質的、など。 |
|---|
※小アルカナのスート、数字などの基本解釈は 小アルカナ解説をご覧ください。
ワンドは、四大元素の火と関連があるため、情熱、熱意、エネルギーなどを表します。また、男性性の象徴でもあり、主に能動的な動きを示唆します。
『4』は構造、安定、物質的、などを意味する数字です。
ワンドの『4』は物質的な側面としての安定と捉えれば良いでしょう。
スートと数字、カードの寓意画から受け取ることができる意味としては、情熱、安定、祝福、平和、などがあります。
ウエイト先生は、このカードを『ひと目でわかるように~』と、ポジティブに捉える説明しかしていません。
ですので、門の向こうで手招きしてくれているイメージそのままに、歓迎や祝福、平和、休息、招待などと、リーディングすれば良いでしょう。
ただし、寓意画の説明でも書きましたが、占う内容や相談者の状況から、門から出ていくと捉えた方がしっくりくる場合もあると思います。
その場合は、新しい出発や門出の祝福などと考えると良いでしょう。
逆位置の場合、ウエイト先生は正位置より少しだけパワーが劣る程度としており、ポジティブなリーディングを説明しています。
ですが、他の書籍の著者や占い師によっては、逆位置をネガティブに捉える場合があります。
ウエイト先生の説明に従うのも良いと思いますが、僕個人的には現在のタロット占いに目を向けた場合、ネガティブなリーディングに目を向けるのも有りではないかと思っています。
どちらが良い悪いとは言い切れないないので、自分がリーディングしやすい方を選ぶようにしてもらえたらと思います。
ワンドの4 のキーワード
正位置のキーワード
祝福を受ける、認められる、作業(仕事)の後の休息、ゴール(目的)へと続く状況、平和、歓迎、招待、新しい出発、門出を祝う、装飾、お洒落、など。
逆位置のキーワード
ポジティブに捉える場合:褒められる、意気投合、目標の達成、成功、パーティー、着飾る、など。
ネガティブに捉える場合:歓迎されない、見せかけの祝福、居心地の悪い相手や場所、家柄や環境の違い、理解されない、逃避、遅延、など。
以上、タロットカード小アルカナ『ワンドの4/FOUR of WANDS』の解説でした。
僕自身のオリジナルの解釈部分もあるので、書籍や他の占い師さんとは見解が違う場合があります。
また、占う内容や、カードの位置がどういう意味を持っているか、前後のカードとの関係により、リーディング内容も変化することを忘れないでください。
ワンドの4 の解説動画
Youtubeでも『ワンドの4/FOUR of WANDS』の解説をしています。
カード解説リンク一覧
大アルカナ
0.愚者 / 1.魔術師 / 2.女教皇 / 3.女帝 / 4.皇帝 / 5.法王 / 6.恋人 / 7.戦車 / 8.力 / 9.隠者 / 10.運命の輪 / 11.正義 / 12.吊るされた男 / 13.死神 / 14.節制 / 15.悪魔 / 16.塔 / 17.星 / 18.月 / 19.太陽 / 20.審判 / 21.世界
小アルカナ
ワンド:ACE / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / ペイジ / ナイト / クイーン / キング
カップ:ACE / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / ペイジ / ナイト / クイーン / キング
ソード:ACE / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / ペイジ / ナイト / クイーン / キング
ペンタクル:ACE / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / ペイジ / ナイト / クイーン / キング