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お客様の手相を観させてもらっていると「右手と左手のどっちで観るんですか?」と、結構な割合で聞かれます。
結論から言うと、僕の場合は両手で観ます。
「僕の場合は」と言うのは、手相にも色々な流派がありまして、片手で観る方もいらっしゃれば、同じように両手で観る方もいるからです。感覚値ですが片手で観るか両手で観るかで言うと両手で観る手相家さんが圧倒的に多いと思います。
ただ、同じ両手で観ると言っても、その観かたや線(相)の解釈方法が流派や占い師によって違ったりすることはあります。
ですので、ここで説明する手相の観かたは、あくまで私の手相の観かたです。
手相で何を観る?
手相では主に、先天的要素、後天的要素、精神(心情)面、環境(物理)面を観ます。
現在、過去、未来の時間軸も観ますが、僕の場合、それらは目安として見るくらいです。
先天的要素とは、生まれた持った性格や資質、運、人生の流れなどです。
後天的要素とは、実際の生活の中で育まれた(築き上げた)性格や能力、運、人生の流れです。
精神(心情)面とは、感情や気持ちの浮き沈み、環境(物理)面とは、現実の状態です。
そして、先天的要素と精神面、後天的要素と環境面をセットにして左右に分けて観ます。
左右の観かたの違い
僕の場合、前述した内容を
左手:先天的要素70+後天的要素30、精神面70+物理面30
右手:先天的要素30+後天的要素70、精神面30+物理面70
の割合で観ます。
ただ、この割合もあくまで基本でしかありません。
実際の手相鑑定では、お客様の話も聞きながら、利き手の違いや年齢、その他の要素も含めて、この割合を大きく変える場合があります。
なので右手と左手で観る内容を完全に分けることはできず、両手を観ながら左右の相のバランスを考えて判断しています。
余談ですが、著者を問わず書籍等での一般的な解説では、左手を先天的要素と精神面、右手を後天的要素と環境面で分けている事が多いように思います。
人によっては上記にプラスして、左手を過去や人生の前半、右手を現在と未来や人生の後半と観る事もあるようです。一定の年齢を境に左手と右手に分けている方もいらっしゃいます。
左右でこの解釈を逆に捉えている手相家さんもいます。
どの観かたが正しいと言うのは、一概には言えませんが、右手と左手のどちらで観るかを調べると、最近は両手で観ると答える手相家がほとんどです。
僕自身、片手だけで観ると言う人には、実際に出会ったことが無いので、もしいらっしゃるなら話しを伺ってみたいと思います。
それはそれで何か新しい発見があるかもしれないですからね!
以上、『右手と左手どっちで観る?@手相の観かた』でした。